紙の厚さ=kg?
今日の宇都宮は、6月とは思えないほど暑いので、暑さと厚さをかけまして、
紙の厚さについての豆知識をご紹介したいと思います!
よく【コート紙90kg】など、紙の種類の横にkg表示があるのを見たことがあると思います。
私も印刷会社に入社する前は、どういうこと?と疑問に思いながらも、
このくらいでいいか…と適当に注文しておりました。(←ダメなやつ)
そもそも、ペラペラの紙なのに、なんで90kgもあるのよ!とお思いですよね。
このkg表示は、紙を1000枚重ねたときの重さなんです。
逆に1000枚で90kgって…重っ!!!って思いませんか?
私もそう思いました(笑)
これがまた紙屋さんから注文すると、四六(しろく)全判と呼ばれるとても大きな紙で届きます。
サイズでいうと788×1091㎜です。
この四六全判が1000枚集まると90kgになるんです。
ちなみに紙のサイズが小さいと、またkg数が変わってきます。
A判は57.5kg、B判は87kgと同じ紙で一枚当たりの厚さが同じであっても、紙のサイズによって呼び方は変わります。
ただ、一般的には四六全判の数値で呼ぶことが多いので、他の紙の重さについては心の隅に置いておいてください(笑)
よってコート90kgは、コート70kg よりも厚く、コート135kgよりも薄いことが分かりますね。
イメージとしては、70kgはよくポストに入っているようなチラシを想像してもらえると、薄さの想像がつきやすいと思います。
135kgは、雑誌の表紙くらいの厚さを想像してみてください。
これはどのくらいの厚さかな?など考えながら、紙をペラペラすると楽しいですよ♪
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